テスト
KGSブランドと確かな製造品質
従来の電磁波レーダ法を革新し、コンクリート非破壊検査の新たな世界基準となる技術体系「iRadar法」を体現する最新型探査機『ADSPIRE 02』。
日本無線株式会社(JRC)との長年にわたる盤石なパートナーシップをさらに深化させ、株式会社計測技術サービス(KGS)の自社ブランド製品として新たなステージへと進化しました。ハードウェアの製造は引き続きJRCが徹底した品質管理のもとで行い、過酷な現場に耐えうる堅牢性と高い信頼性を継承しています。
一次波形データの解放と、特許技術による探査精度の飛躍的向上
KGSブランドとなった最大の技術的メリットは、レーダーが受信した「未加工のレーダ信号」に直接アクセスし、コントロールできるようになったことです。更に装置内部の温度データと合わせることで、振幅値の補正、標準化が可能になりました。これまで主に時間、時には周波数で語られていましたが、これからは振幅も主要なパラメータとして使用することが可能になります。これにより、東京大学と共同開発し特許を取得した高度なデジタル信号処理技術をフルに適用することが可能になり、探査精度が飛躍的に向上しました。
主な導入シーン
- ◆ 橋梁の点検
- ◆ トンネルの保守
- ◆ 建築現場での検査
- ◆ アンカー施工前の鉄筋位置確認
- ◆ コア抜き前の内部確認
- ◆ 外壁・天井・床面の空洞・ジャンカ検出
- ◆ 学校・病院など公共施設の保全調査
- ◆ コンクリート内部調査・報告業務の効率化
- ◆ 施工前調査、あと施工アンカー・コア抜き時の切断事故防止
- ◆ 構造物の点検・診断業務の高度化
- ◆ 橋梁・トンネル・河川・上下水道施設におけるリスクの予防保全
- ◆ 電線管・深部配管位置の正確な立体把握
- ◆ 耐震補強工事・リノベーション時の安全確保
- ◆ 壁面・床面コア抜き時のケーブル切断リスク排除
- ◆ 全国を網羅する道路・鉄道網の空洞・劣化スクリーニング
導入のメリット
深度表示レンジ 最大900㎜への拡張(従来比 約32%向上)
ハードウェアの刷新と高度なノイズ低減アルゴリズムにより、深度表示レンジを最大900㎜(比誘電率による)まで拡張しました。従来機では反射波の減衰によって判読が難しかった躯体厚の厚い構造物や深部埋設管、上層鉄筋の「奥」に潜む空洞などの識別性が高まり、現場での見落としリスクを極限まで低減します。
国交省「新技術主要4つの新技術カタログ」対応とNETIS登録の信頼性
NETIS、国土交通省が推進する「点検支援技術性能カタログ(橋梁・トンネル)」に加え新たに「上下水道DX技術カタログ」、「河川点検技術カタログ」への掲載も決定しました。1台のハンディ型レーダーでインフラ点検の主要4分野をカバーすることで、用途ごとに専用機器を複数導入するコストを抑え、幅広い現場調査を効率化します。
現場の診断を後押しする次世代の拡張機能(開発中)
構造物維持管理のさらなる高度化に向け、煩雑な設定を自動化する「浮き検出モード」、含水率補正アルゴリズムを用いた「高精度なかぶり厚さ測定」、および非破壊での「塩分濃度推定機能」といった先進機能を現在研究・開発中です。発売後もソフトウェアアップデート(有償)による継続的な機能拡張に対応し、進化し続けるプラットフォームを提供します。(※これら3機能は開発中であり、リリース時の現行バージョンには搭載されません。実装時期は確定次第ご案内いたします)
主な導入対象
1. 非破壊検査会社
日本のインフラーキテクチュア(建築物・土木構造物)が本格的な維持管理の時代へと移行する中、非破壊検査の専門企業には、かつてない測定精度と調査・報告プロセスのスピードアップが同時に求められています。
最新型探査機「ADSPIRE02」は、従来機と比較して波形表示が飛躍的に鮮明になり、、、
2. 建設・施工会社
現代の建設・施工現場において、既存構造物に対するあと施工アンカーの打設や、配管類を通すためのコア抜き(穿孔)作業に伴う内部埋設物コンクリート内部の埋設物の損傷は、工期の致命的な遅延や莫大な損害賠償に直結する最大のリスク要因です。
近年、建築物の解体・改修工事においてアスベスト(石綿)含有建材の事前調査が法的に義務化され、その結果の電子報告や記録の保存が厳格に求められるようになっていることからも明らかなように、、、
3. 土木・建築コンサルタント
高度経済成長期に集中的に建設されたインフラストラクチャーコンクリート構造物の一斉老朽化に対し、もはや「土木」と「建築」を制度的・技術的に区分する従来のアプローチは限界を迎えています。
日本インフラーキテクチュア検査技術協会が提唱する「インフラーキテクチュア(Infrarchitecture)」の理念をハードウェアとして体現したADSPIRE02は、、、
4. インフラ管理者(一般・施設・ライフライン管理)
国民の生活と産業活動を根底から支える重要なライフラインである上下水道管路、水害から地域を守る河川の堤防・樋門、そして極めて厳格な安全基準が恒常的に要求される火力・原子力発電所などの大規模プラント施設。これらのインフラ管理において、目視では確認できない構造物内部の経年劣化は、、、
5. 設備工事会社
電気設備、空調ダクト、給排水衛生設備の改修・新設工事において、コンクリートスラブや壁の内部に網の目ように張り巡らされた既存配管のルートを正確に把握することは、安全な施工計画を立案するための絶対条件です。
ADSPIRE02に搭載された先進的な電磁波レーダー技術は、反射波の特性(比誘電率の違い)を瞬時に解析し、従来機と比較して、金属製の鉄筋の背後に隠れた塩ビ管やCD管、さらに、、、
6. 改修・リニューアル工事会社
持続可能な都市開発の観点から、従来のスクラップ&ビルド方式から、既存建築物の骨組みを活かして新たな価値を創出するリノベーションやコンバージョン(用途変更)へと建設需要は大きくシフトしています。
これに伴い、、、
7. 電気・通信・空調工事会社
オフィスビル、大型商業施設、あるいはデータセンター等のテナント入退去に伴う電気通信設備や空調ダクトの更新工事では、既存の床面(スラブ)や壁面に対するコア抜き(ダイヤモンドコアビットによる大口径の穿孔)作業が頻繁に行われます。
この際、現場の技術者が最も恐れるべき事態は、、、
8. 道路・鉄道インフラ管理者(ネットワーク・交通管理)
日本全国に広大なネットワークを形成する高速道路や鉄道路線(新幹線および在来線)の維持管理において、点検対象となる構造物の総延長は数百キロメートルという途方もない規模に及びます。ADSPIRE02は、これら交通インフラの「線的・面的」な広域ネットワークの健全性評価に最適化された、圧倒的な探査効率を誇るソリューションを提供します。
橋梁部における鉄筋コンクリート床版の内部劣化(疲労による土砂化や微細な亀裂への滞水)、アスファルト舗装内部の、、、